アトリエの家

建築概要
掲載誌
設計主旨
80歳の画家のアトリエ+住居です。下階は自己完結したアトリエ、その上に開放的な住居を重ね合わせました。両者を対比的に構成することで、創造へと向かう集中と、集中からの解放という対照的な内面の営みを育む空間をめざしました。外観は、直方体の上に曲面屋根が乗る単純な輪郭によって、確固とした存在感を醸しだしつつ、屋根の柔らかな庇や正面の螺旋階段や緑により、町へと繋がる佇まいを生み出しました。
画家の内面が豊かに育まれ、さらなる創造へとつながることを願っています。
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